ルクソール→ハルガダ。いや、ホントに勉強になったわぁ。

ハルガダ

ルクソールの次に私達が向かったのは、エジプト屈指の高級リゾート地、ハルガダ。

せっかく暑い国にいるんだから、やっぱり泳いどきたいもんね!

世界一周旅行者に大人気のダハブはカイロ飛び越えて中東寄りだからね、中東行かない人間にとってはチョット遠いです。

 

 

移動方法は前日にチケットを手配したとおり、バス。

市街地から離れたバスターミナルから発車するそうなので、ホテルからのタクシーも手配しました。

(詳しくは一個前のブログ読んでください!)

 

 

で、時間どおりにやってきた車に乗ってやってきたバスターミナルがこちら。

『歩き方』情報によると、市街地から東北方向に約8Kmだそうです。

 

でね、ここには9時半には着いてたんですけど、バスがね、来ないの。うん。

 

 

 

バスターミナルの前の道ではこんな風景。

やだっ、ちょっとカワイイ!あたしも乗りたい!

 

 

そして、こんなのものーんびり通る。

あー、お買い物かなー。

 

 

中でも一番多かったのはこの乗り物。

三輪トラックというか、うーん、でも、大概が人乗っけてたなぁ・・・。

 

 

 

・・・外眺めるのも飽きたし、転がしたバックパックの上に座ってiPadで『歩き方』を読むさちこ。

いつまでたってものどかな風景しか展開しないからね!

結局ね、バス来たの11時ですよ!!

 

まぁ、ね。

途上国の移動は一日がかりですよ!まったく!

 

 

そして、遅れてきたクセに来たら来たで、「早く乗り込め!」と急かされるっちゅーね。。。

おかげでバスの外観が撮れなかったよ・・・。

内部の写真撮っといたから、のっけます。

写真で見ると、そんなキタナく見えないだろうけど、イスもガタついてるし、相当古い車体でした!!

ところどころハングルが残ってたから、韓国のおさがりだね!!

 

そして、チケットがこちら。

二人で70Eポンドでしたー。

 

 

 

前にも書きましたが、道のりは6時間。

途中、ちょっとした町を通り過ぎたり・・・

 

 

らくだを乗っけたトラックとすれ違ったり・・・・

 

 

そして、休憩があったり。

 

オナカペコペコになっちゃったけど、おやつしか売ってなかったから、いっぱい買って食べました!

この休憩所へ着いたのは大体14時でした。

 

 

これは色んな国で見かけるチップスですね!

何味なのかわかんなかったけど、たぶんエビ・・・だね!

けっこう美味しかったです!

 

 

外の席が風が通って気持ちよかったです!

おじさん達は美味しそうに水タバコふかしてたよ。

 

 

あと、休憩で重要なのがお手洗いですな!!

キレイだったかって?

ははっ、聞くのが野暮ってもんさ!!

背に腹は代えられないからね!しっかり利用しました!

珍しく無料だったよ。

 

 

あと、出発の時に撮れなかったバスの外観です。

休憩は大体15分位でした。

あとはハルガダ目指してノンストップ!

 

 

 

そして、17時ごろ、ハルガダ到着~。

バスターミナルがチョット立派です~。

ホテルはスデに予約していたので、そこまでタクシーを利用。

そう。

タクシー。

タクシー・・・。

 

 

ここにきて

 

 

屈辱ですが

 

 

この世界一周の旅で初めて

 

 

 

 

悪徳タクシーにぼったくられました!!!!

ふんがー!((o(>皿<)o))

 

 

 

 

今まで交渉の末にぼったくられてることはまぁまぁあったんですが、それはコチラが承諾したうえで払ってるので、別に悪い気はしてなかった。

裕福な国から途上国に旅行に来ているのだから、現地人と同じ料金にしてくれって方が多分難しいと思う。

そうやって、チョット高いなぁ・・・と思いながらも、納得の料金ばかり払ってきたから、ちょっとそれに慣れてきてたんでしょうな!

 

 

このバスターミナル、着くなりタクシーの客引きが来たので、とりあえず予約しているホテルまでの料金を聞いてみた。

そしたらね、事前に調べた相場が20~30の所を、50って言ってきたんですよ。

で、「それはないわ~~^^」って流しのタクシーを拾いに大通りまで出ようとしたら、別のタクシー運転手(青年)が近づいてきて、「おれにもどこに行くのか教えろ。」と。

 

でね、ホテル名告げたら、「おれなら20で行くよ。」と。

すっごい棚ぼた状態!

相場ですんなり行くタクシーなんて初めだったので、即決ですよ。はい。

 

 

が、バスターミナルからチョット行った所で、「あ、ごめんごめん、ホテル名なんだっけ?」と再確認してきた。

この段階で『は?じゃあオマエ今どこ向かって運転してたんだよ。』ってなってんですが、そんな英語力はもちろん持ち合わせていないので、ホテル名をもう一度告げる。

 

そしたら、「あっ、そっちかぁ~~~~(*゚ω゚*)アイター」

「おれ、てっきりOOOOホテルだと思いこんでたぁ~~~~☆」

「ごめん、言ってるホテルだと、どーしても50いるわぁ~~~~~」

とか言いだしやがった!!!

 

もうね、まんま手口にハマったんですよ!

むっかついたから、「別のタクシーのるから降りるわ。」ってドア開けたんですが、そしたら悪徳タクシー運転手、「いや、ごめんごめん!でも、お願い!乗ってって!!50で乗ってって!!!」と懇願してくるんですよ!

(厚かましいにも程があるな!)

 

そしたらね、よしたけが「もうめんどくさいからええやん。」って。

確かに、そこからタクシーが通るであろう道まで行くのがもうめんどくさかったので、さちこもしぶしぶ承諾。

バックパックをトランクから出して、担いでえっちらおっちら歩くのは、バス移動後の体に大変コタエルからね!

 

で、そのうっとうしいタクシーに乗って向かってたんですが、ホテルがある界隈までは結構な道のり。

途中、そのクソうっとうしい運転手はケータイで電話したり、勝手にタバコ吸い始めたり、もう、

「死ねっ。」

「私達をホテルで下ろしたらスグ事故れっ。」

って思わせるクソっぷり。

 

 

我慢の10数分を過ごしたのち、ようやく私達のホテルに到着。

 

が、このクソボケ運転手、ホテルの敷地に入っていかないんですよ。

「このホテルは車入れないから。」とか言って。

(そんなワケはない。)

通り挟んで目の前にホテルある所で停まっちゃったの。

 

もうね、ホントに今思い出してもムカつくけどね、運転手が運転しなかったら、こっちはどうしようもないわけで。

さちこは「オマエ、マジで酷い運転手だな!」(英語)と吐き捨てながら車降りました。

 

でもね、よしたけが降りてこないんですよ。

仕方なく自分でバックパックをトランクから下ろしてたんですが、それでもまだよしたけが降りてこない。

 

 

 

覗きこんだら、なにやら言い合ってる・・・・。

 

 

 

助手席のドア開けて、「何やってんの?!」と聞いたら、おつり返してくれないとのこと。

 

もうね、ぶっちぃってキテ、助手席踏んづけて、車ゆすってやったら「あ、ごめんごめん、100紙幣受け取ってたね^^」って50返してきました。

でもね、ホントはよしたけは200渡してたらしく、それでも解決じゃないので、再度車ゆすってやったらチャント100紙幣も返してきました。

 

大変疲れた。

もうね、最低ですよ。マジで。

 

 

 

でもねでもね!これで終わりじゃないんですよ!

これだけだったら、別にただのボッタクリですが、悪徳タクシーって言ったのには、この前に一個問題があったからなんですよ!!

 

さちこがバックパックを大変苦労してトランクから出している間に、よしたけは最初50Eポンド紙幣を出してるんですよ。

ですがね、この悪徳運転手、すぐさま振り向いて「ちょっとちょっと、困るなぁ~、これ、50Eポンド紙幣じゃないよぉ?」と、50pt紙幣を返してきたんだそうです。

ptというのは、ピアストルという、Eポンドの補助通貨です。

100ptが1Eポンド。

要するに、50ptは、0.5Eポンド。

(そんな小額を紙幣にするなよっ!エジプト政府!!)

 

 

素直で人を疑う事を知らないよしたけは、

『あっ、おれ、どっかでお釣りごまかされて50pt紙幣なんてもんをつかまされたんや。』

と思って、「あ、ごめんごめん、じゃぁ、細かいのないから200から~。」となったそうです。

 

うぅっ、そのくだり、聞いてるだけでさちこは涙が出そうでした。。。

いや、泣いてたかもしらん。

今も泣きそう!

 

 

どっかでつかまされたんじゃないんです!

今っ!今っ!!そいつだよ!!!

 

振り返る瞬間にすり替えて返してきたんですね~。

 

 

よしたけ自身も、そのくだり言ってる時に気づいたらしく、

「あ、ちゃうわ。今や。あいつや・・・・。」

 

うぅぅ・・・。落涙。

つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

 

その後、二人の空気は未だかつてないほど沈んだ。

親類縁者死に絶えたかのような沈みっぷりでした!

 

 

もうね、ああいうヤツは、ホントにスグさま死ねばいいと思う!

あいつに限っては「貧困が悪い!」とか、「エジプト政府が民衆から搾取してるから・・・」とか、「まだ小さい弟妹を10人育ててて・・」とかの一切の言いわけを許しません!

三代先まで呪われるがいいっ!!

そうだ!そっちのが小気味いいので、生きろ!生きて地べたをはいずり回るほど苦労しろっ!!

 

 

 

 

・・・まぁ、でも、すっごくムカついたわりには被害といえば相場20の所を99.50Eポンド払ってしまっただけ。

あんまり値切らない私達が相場の20で行けるはずが無いので、まぁ、安くても30だろう。

ということは、差額は79.50Eポンド。

×13なので、まぁ、1000円チョットです。

 

しかし、約80Eポンドはやつらにとってはコシャリ(エジプトの大衆食)が軽く20杯食べられる大金。

しかも、してやったり感満載。

たぶん、そこが私達をこんなにムカつかせてるんだと思います。

 

 

 

でも、あんまり引きずるのもバカらしいので、そこはひとつ、『勉強代』という大変精神衛生管理に長けた単語を出してきて、ふたりでグッと堪えました。

 

 

 

 

だって、どんだけしてやられても、コケにされたとしても、私達の方が彼より100万倍幸せなんだもん!

見て!このホテル!!ステキでしょ☆

室内も豪華☆

プールサイドもこの通り!!

 

こちらはdesert rose resort hotelという、この辺りではリーズナブルな5星ホテルです。

あ、ちなみに、この辺りのホテルは大概5つ星でした。

さすが高級リゾート地!!

 

でもここはほんと、飛びぬけて安かった。3泊で16000円くらいだったからね。

日本だったらビジネスホテルしか泊まれないですよね。

5つ星の中でもピンキリっちゅーわけですな。

 

 

 

今日はカナリ長い文章を書いてしまった・・・。

読むほうもチョットお疲れになったことだろう!

が、こういう手口もあるんだよー。というのを、知っといてください。

そして、イスラムの国では、『料金支払うのは車降りてから!』を鉄則としてください!

 

私達はビョーキもせず、盗難にも遭わずで帰ってこれたけど、それはすっごくビビりまくって生活してたから。

日々之警戒。

でも、慣れた頃にこういう目に遭っちゃったよーというお話でした。

コメント

  1. アヤ より:

    うわー!!運転手最悪ー!!
    こういうときに英語がすぐ出てくるといいんですけどね…
    あ!関西弁でぜひ怒ってほしかったですね!きっと凄みがありそうな…イメージ(´ω`)

    でも読みながらつい一緒に怒ってしまいますねww

    • さちこ より:

      ありがとう!アヤさん!
      そうなの!すっごい嫌なやつだったの!!
      でも、もちろん日本語(関西弁)でも文句は言ってたの(*゚ω゚*)ウフフ

      宗教の話はややこしくなるけど、イスラムのバクシーシという考えだけは、ほんっとにサイテーだと思う!!
      ※個人の感想です!

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