ウユニ塩湖の目玉のひとつでもあるのが建物やベッドやテーブルなどすべてが塩で作られたホテルです。
ウユニ塩湖には塩ホテルがいくつかありますが、僕らが泊まったのは一番ボロいホテル『プラヤ・ブランカ』
なぜかというと、このホテルだけが、塩湖の中にあるんですね。
他にももっとキレイで高級な塩ホテルもあったりするんですが、それらは基本的に塩湖の湖畔に建っています。
どうせ塩ホテルに泊まるなら湖畔じゃなくて、塩湖の中だろうよ!ってことで。
だいぶ前にテレビでウユニ塩湖特集をやってたときに、深津絵里だったか菅野美穂だったか忘れたんですが、この『プラヤ・ブランカ』に宿泊してて、すごい面白そうだったので、ウユニ塩湖に行ったらここに泊まりたい!ってずっと思ってたんですね。
では早速、塩ホテルの中をご紹介~。
家具も建物も全部、塩で出来ている!
ミーティングスペース?
座って、飲食しながらお話できるようなお部屋。
このテーブルもイスも塩で作られています。
もちろん、この柱も床も塩。
まあ屋根にはちょっと木とかトタンとかあるけどね。
ダイニングテーブル?
僕らはここで晩ご飯をいただきました。
寝室。
このベッドももちろん塩でできている。
ベッドにはリャマの毛皮で作られた毛布があります。
めっちゃ動物臭いので注意^^;
あと乾期のウユニ塩湖はけっこう寒いので、防寒着を忘れないように。
夜、寒くて寝られなくなりますよ。。。
寝室から見た景色。
ホテルの前には塩でできたベンチとテーブルがあります。
暇なのか知らんが、塩でいろんなものを作っているらしい。
ちょっとしたお菓子や飲み物も置いてくれている。
お土産屋もちょろっと買えたりする。
電気はありません。
一応、電気の設備はありますが、宿泊客が10人以上じゃないと電気は付きません。
僕らが泊まったときは宿泊客は僕ら2人だけだったので、電気なしでした。
ホテルの周りは何もなく、完全に月明かりだけの世界なので、夜は持参した懐中電灯とろうそくの明かりが頼りです。
こんな感じで空き缶に入ったろうそくを用意してくれています。
空き缶の中にはロウがたまっているので、ずしっと重いです^^;
トイレはなかなか大変です
トイレはご覧の通り、非常にぼろいです。
夜は真っ暗の中、懐中電灯の明かりを頼りに、このトイレに行きます。
なかなかのホラーです。
登山とかで使う頭に取り付けられるタイプの懐中電灯があると便利です。
ぱっと見、上にタンクがあって、紐がついているので、水が流れるかと思いますが、スカンスカンです^^;
はい、紐を引っ張っても水は流れません。
トイレを出たところに水を貯めているタンクがあるので、そこから桶で水を運んできて、自ら流します(;_;)
晩ご飯はろうそくの明かりとともに
食事は、その日の晩ご飯と翌日の朝食付きです。
これがその日の晩ご飯。
すでに真っ暗なため、ろうそくのあかりでかろうじていただきます。
メニューが暗くて分からないので、フラッシュをたいてみました。
どうやらトマトソーススパゲッティのようです。
電気もシャワーもない。でも素晴らしい。
はっきり言って、電気もつかなくて真っ暗だし、シャワーもないし、リャマの毛布はめちゃくちゃ動物臭いし、トイレの水は流れないけど、素晴らしいホテルでした。
やっぱり1泊して良かったと思います。
それはやっぱり景色。
特に夕焼けと朝焼けと星空です。
周りになにも明かりがなくて本当に真っ暗な世界ですし、高地ということもあるのか、めちゃくちゃ星空がキレイでした。
残念ながら僕らの持って行ったカメラでは星空をキレイに撮影することはできなかったのですが、ホント、空一面が星だらけという感じで、すごかったです。
乾期だったので、鏡面に反射した星空というわけではありませんでしたが、それでも感激する星空でした。
星空の撮影はできなかったので、日が落ちる前の空を。
既に少し星が見えます。
夕焼けです。
空が赤く染まってキレイでした。
日の出です。
めちゃ寒い。風すごいよ。
真っ暗だった塩湖に日が出てきて、徐々に真っ白の世界に変わるのは絶景でした。
コメント