ここ、パレルモでも「日本に帰ったら使おう♪」と買い物してしまったモノや、おみやげなんかを日本に送りました。
(いったい何回目なんだ・・・。)
でもねぇ、困った度でいったら今までで一番困りましたね・・・・。
聖ロザリオの日にはホテル最寄りの郵便局が休みで、どっか遠い所なら開いてるよ~って張り紙がしてありました。
(もちろんイタリア語。同じく張り紙見ていた女性が英語で教えてくれた。)
そんで仕方ないから翌日行ったんですが、その翌日が土曜日で、その翌日(日曜)も休みになってしまうからか、すんごい混雑してました。
入り口で番号札を取るシステム。
業務ごとにカウンター分けてるのはいいことですが、この荷物配送受付は一個しか開けておらず、しかもお客さんは5人くらい待ってました・・・。
(5人と聞いたら少ないと思うかもしれませんが、とにかく仕事が遅いので、結構待たされます。)
ほいでね、ようやく順番が回ってきたので、「この荷物を日本に送りたいんだ」って言ったら、「箱用意して来い」だって。
・・・箱、郵便局で売ってないんだ・・・・。
この時点で少しくじけたんですが、タイミング悪くこの日はナポリへの移動日で、他の荷物はパッキングを終えてホテルのレセプションに預かってもらってたんですよ~。
しかも有料!
(ホテルでチェックアウト後に荷物預かってもらうのが有料だったのはここが初めて)
で、もう一度ホテルに戻ってこの送るはずだった荷物を預かってもらうのも癪だし、パッキング終えたバックパックにまたこれらの荷物を入れるのもめんどくさい。
ていうか結構な量だったから、なんとか送りたかった。
もっと簡単だと思ってたんですよね。。。
今まで簡単だったし・・・。
仕方ないので、もう一度番号札を取って、よしたけは郵便局で待機。
さちこは近隣のお店に「ダンボール探してるんだけど、売ってる?(できればちょーだい♪)」と聞きこみに。
ですが、聞けども聞けども返事は「No.」
駅近は中国人や(たぶん)インド人がお店をたくさんやっているのですが、あきらか商品入荷の際にダンボールが出ていそうなお店でも断られました・・・。
簡単に貰えるとタカをくくっていただけに、何件か回るうちに落ち込んできて、とぼとぼ歩いていたら一度断られた中国人のお店の女の子に呼び止められました!
そして、その手には手頃な大きさのダンボールが・・・・!!
ありがとう!シェイシェイ!ヽ(=´▽`=)ノ
なんて優しいんだ!
そして「あなた日本人でしょ?」「私、中国人なの」(もちろん英語)と、はにかみながら自己紹介してきてくれました!
知ってるけど、「そうなんだ!シェイシェイ!!ありがとう!(お辞儀付き)」と返しておきました!!(*´∇`*)
中華料理には散々お世話になるし、こうして旅先で現地に住んでる人に親切にしてもらってるし、いつか中国には恩返しするぞ!!
と、心に決めましたね~。
そうしてゲットしたダンボール箱を抱えパレルモの街を走り、郵便局に着くと、ちょうど番号が呼ばれる少し前でした。
大慌てで中に荷物を入れ、カウンターに持って行くと
「この箱、外側に文字印刷されてるからこのままじゃダメ。 な に か 紙 巻 い て こ い 。」
ガーーΣ(゚д゚;) ーーン!!(古典的?)
紙?この箱を覆うだけの紙?
そんなもん、絶対手に入りっこねぇ!
ていうか、そんな決まりあるなら郵便局で箱売っとこうよ!!(T△T)
でも、文句言うだけのイタリア語力も、英語力も持ち合わせておらず、(ていうか、係のおじさんの英語力も私達と同等位なので、やりとりはすごーく苦労します^^;)すごすごと引き返そうとしていたら、後ろに並んでいたイタリア人女性(50歳くらい?)が、「困ってるのね?そうでしょ?」と流暢な英語で話しかけてきてくれました。
これはチャンス!紙貰えるかもしれん!しかも英語だ!!
「そうなんです!私達は旅行者で大きな紙を持っていません。」というと、おばちゃんは
「私のお家がここから5分なの。用事がすんだら一緒においで。紙あげる。」
ヤッター!!イタリア人の親切っぷりってホントにスゴイ!!!
そうしてその女性(お名前はLILIANAさん^^)の用事が終わったら一緒にご自宅まで行かせてもらい、しかも家の中に入れていただき(!!)、大きな紙を貰い、その場で巻いていきなさい、とテープとハサミを貸してくれました!!
普通、郵便局で出会っただけの旅行者(外国人)を家の中に入れますか?しかも、トータルで20分位滞在・・・。
で、最終的にLILIANAさんがほとんど梱包をしてくださって、この状態になりましたヽ(=´▽`=)ノ
テープだって、無くなってしまうほどグールグル巻いてくれました。
こちらが親切なパレルモのLILIANAさん(o´ω`o)
優しさがにじみ出てるでしょ?
本人もお部屋も、ものーっすごく可愛い!.゚+.(´∀`*).+゚.
LILIANAさんはイギリスに仕事の関係で住んでいたことがあるそうで、だから英語が流暢だったんだなぁ。
しかし、こんな大きい紙が日常的に用意されているのか?と疑問に思っているのがばれたのか、「昨日娘の結婚式があって、お祝いのプレゼントの包装用紙なのよ。置いとくと便利でしょ^^」と教えてくれました。
そして結婚式の最後にゲストに配る
を、くれました♪
本来ならお礼の気持ちを渡さなきゃいけないのはこっちなのに~!!
住所聞いといたから、いいモノ見つけたら何かお礼を送ろうと思っています!!
あ~、イタリアって、ふんがーーーってなることも多いんですが、
人情というか、人柄は素晴らしいんだよなぁ!!!
ちなみに、日本に荷物を送った時の送料ですが、驚きの87ユーロ!!!
いちまんえーーーーん!!!
いやぁ、何かの間違いかと思いましたが、カウンターのおじさんは至って「普通でしょ?」の表情。
しかも船便ですよ???(でも、一週間くらいで着いた。たぶんここが間違われてたのか???)
もう、こんだけ苦労して、時間かけて、人様にご厚意を戴いて用意したこの荷物、少々高くつこうが送らないわけにはいかず、払いましたよ!ほんとにもう!。゚(゚´Д`゚)゚。
コメント
ブログ見たよ~(o^∀^o)
楽しそうだねぇ~ 何か素敵な出会いがたくさんあるような(*^o^*)
うらやましい~ また日本から暇なときはチェックさせて貰うわ~(`∇´ゞ って暇な時だけかいってなぁ~(笑)
あべっち!コメントくれてたんだね!ありがとうヽ(=´▽`=)ノ
ヒマな時で充分だよ~!
間違えて昔の住所に年賀状&暑中見舞い送ってると気付いた時はマジで焦ったけど・・・!
今度メールで正しい住所教えてね!
次の年賀状は・・・多分ヨーロッパのどこかからか出すよ~( ´艸`)ムププ
本当にイタリア人は両極端ですよねー
私も何回もふんがーってなりそうになったり、親切に感謝したりしました。
でも自宅に招かれてこんな風にしてもらえるなんて、すごい!
(追伸:写真ありがとうございました。)
シノナガさん、ホント、おっしゃるとおり。両極端(o´ω`o)
基本いい人達ってのがわかるから、ふんがー!ってなっても「ま、いっか」で終わっちゃうんでしょうね。
この日、今後日本で旅人が困っていたら進んで助けようと心に刻みましたよ~。
いいことってこうやって伝播していくものなんでしょうねぇ♪
私で終わらせないようにしまっす!