ずいぶんご無沙汰してしまいました、さちこです。
ハンガリーのブダペストからエジプトのカイロへ降り立ったものの、カイロをエジプト旅の最後に持ってくるために、間髪いれずにアスワンへと移動!!
宿は空港のすぐ近くにとったし、空港までの無料送迎もあってラークラク。
(この日のドライバーはほんの数分の道中にズット外国のお金を見せてきた。
タイ・香港・シンガポール・韓国・・・アジアばっかり!!
これは分かり易すぎるチップの要求です。
もちろんあげなかったけど。
ていうか日本人なら現地通貨でチップあげるけどねぇ。。。
ドル・ユーロ以外の小額紙幣なんてただの嫌がらせじゃん。)
空港に着いたものの、ホテルのプランが朝ごはんナシだったため、とりあえず何かオナカに・・・
コーヒーチェーン店があったので、そこでコーヒーとベーグルサンドを購入。
よしたけはアイスラテを頼んだんですが、暑い国は大概シロップが入って出てくるのを忘れていた。
透明のシロップがカップの下にどーーーんと沈殿していますね~。恐ろしい。
さちこはホットを頼んだので、甘くないコーヒーを堪能しました♪
カイロの空港はキレイだし、大きい。
まぁ、売店くらいしかないので楽しいわけではないが・・・・。
あ、びっくりな事にWi-Fi使えました!フリーです!すごい!!
今回の旅の足はこちらのちぃーーーーさな飛行機。こえー。
「落ちませんように落ちませんように落ちませんように・・・!」旅も中盤になると飛行機が怖いです。
ただ、空に上がってしまえば快適な空の旅♪
下はなーーーーんにもない不毛の大地です。
2時間弱の短いフライトの末に、辿りついた簡素なアスワン空港。
荷物受け取る台も一個だよ。
お手洗いあるけど、女性用はティッシュ渡してくるおねえさんがいるため、チップ要。
心臓強い人はスルーしてみてください。
小さな出口を出ると、「タクシー?^^♪」攻撃に遭いました。
もう、ホントに勘弁してくれ。
宿に迎えを頼もうと思って電話してみても、拙い英語同士、まったく会話がかみ合いません。
電話代の無駄だった。
仕方ないのでタクシーの元締め的おっさんと値段交渉。
2分位のやり取りの後に90エジプシャンポンドに決定。
(よしたけが途中で投げた。もっと安いハズなのに!相場は60くらいだったと記憶しています!)
あ、ちなみにこの時のレートが、1Eポンド=13円くらい。
90って事は1200円くらいだね。
実際にタクシーを運転したのは英語からっきしのこの青年。
後ろの車がタクシーです。
シートはボロボロ、ガラスはひび割れ、エアコンなどない!窓全開!
ヨーロッパが長くて、この感覚を忘れていたなぁ・・・(*゚ω゚*)
お、街へと向かう途中、橋の前に戦車が!
飾りでもなんでもなく、実用品なんだろうなぁ・・・。
むむむ。
車内から外にカメラを向けていると、子供たちが反応した。
途上国の子供達は写真撮られるの結構喜ぶよね。
親が一緒だとカメラ向けないけど。
30分程で町へ到着。
今回の宿はスーク(商店街?)には近いけど、チョット外れの方にあるトコロ。
タクシーが迷わず到着してくれてヨカッタ!
まぁ、料金が90エジプシャンポンドだったから、100紙幣渡して、残りはもちろんチップ。
ハナから渡す気だったけど、ドライバーは「おつりないんだ・・・」なんて言ってたよ。
はいはい。
ホテルは『歩き方』に載ってたキーラーニーホテル。
オーナーが親切で、サービスに好感が持てました。
プチリゾート感とか書いてあったけど、そんなのは期待しない方がいいです。
ホステルワールドで予約。料金はドル建て。
3泊して104.2ドルだったから、8000円くらいか。
一泊2670円くらい。
けっこうな安宿ですね。
アスワンでの宿は、「アブ・シンベル大神殿等のツアーも込みで考えた方がいい」と、『歩き方』に書いてあったので鵜呑み。
安宿に行けば、同じツアーも安く参加できるとか、そう言う事だと思います。
日本だとピンとこないけど、同じモノもお客さんの懐事情によって、相場が変わるんだなぁ。
このホテルで申し込むと、アブ・シンベルショートツアーが一人70Eポンドでした。
イッキにイロイロ回れるロングツアーに参加したかったけど、これしかないって。
なんでだろー。
お部屋の様子です。
なんか、いっちょまえにタオルでお花とか作ってくれてました。
クーラーはこんな調子だけどね。
まぁ、クーラー付いてて、ちゃんと動くって所がありがたい^^
すんごーくうるさいけど。
トイレシャワー!懐かしい!!!
しかし、ここのシャワーはビームみたいな水圧だったので、使用せず・・・。
おしりどっか飛んで行ったかと思ったもん!!(ノд≦。)
この頃はブダペストで日本の父から受け取った携帯トイレシャワーがあったから、余裕♪
シャワーもたよんないなぁ・・・。
かろうじてお湯は出てくれたけど、排水がイマイチ。
あと、シャワーカーテンで仕切られているトコロが狭い。
冷たいカーテンが体にピトッとくっつくのが大層不愉快でした。。。
こちらはホテルの前の通り。
この道をちょっと進むとナイル川にぶつかります。
アスワンはナイル川に沿って形成された小さな町です。
川に浮かんでいる小さなヨットは、フルーカといいます。
川に少しでも近づこうものなら、わらわらとエジプト人が集まってきて、
「フルーカ?フルーカ??^^♪」
「ねぇねぇ、1時間幾らか知ってる?^^」
「1時間?何時間乗りたい??^^」
と、執拗に追いかけてきます。
立ち止まってはいけません!たとえ、目的地の方向が分からなくても、とりあえず進みましょう!
いくら「No!( ・`ω・´) 」と言っても、彼らの方から引き下がることはないのだから・・・。
あいつらそれでメシ食ってるからね。当然必死のパッチです。
さて、私達がナゼ、その危険を冒しても川沿いに行ったかというと、
初日の目的はiPadのSIMカードを手に入れることだったのです~。
ボーダフォン アスワン店~。
店員さんちっちゃくピースしてます^^
入口に警備員さんがいるから安心♪
しかも、この通りには銀行が立ち並ぶから、そこここに警備員さんがいる。安心♪
・・・むしろ怖い?^^
ウェルカムドリンク付き。
赤くて甘ったるい飲み物。
何味とか、ちょっと形容出来ない味だったなぁ・・・。
強いて言うならアセロラっぽかった気がする。
小一時間かかって(店員さんが設定とか全てやってくれた)、外に出ると真っ暗。
せっかくなので、スークに寄って晩ごはん。
夜のスークです。
延々と同じようなものが売ってます。
半分くらいはお土産やさんだなぁ。
いったいこの中のどの店で買ったらいいのかわからん!
まぁ、買い物する気はなかったので、商売人の呼びかけにもテキトーに「ニイハオ」「あにょはせよー」と返しつつ直進しました。
(中でも一番多かったのは『こんにちはー』だった。チョット安心^^;)
この日の晩ごはんはこのレストラン(?)でいただきました。
何個かメイン料理違いのコースがあったので、その中から選ぶ。
前菜、というか、副菜というか、手前がゴマのペースト、タヒーナ。正直ウマいです。
右はぶつ切りにされたキュウリやトマト、パプリカ等。味付けはあまりしていない。
奥はエジプト料理に欠かせないパン、アエーシ。単体ではウマくもマズくもないです。
アエーシをちぎってタヒーナを付けて食べるとひじょーに美味しいです。
これはさちこが選んだ肉の煮込み料理です。
肉そのものの質が悪いせいか、ほんと、美味しくはない。
左奥に見えてるのはロズと呼ばれるお米ですね。
なんか入ってて、ほんのり味が付いてます。美味しい^^
こっちはよしたけ注文の羊肉のグリル。
もちろん、肉そのものの味がパッと出るので、美味しくはなかっただろう。。
値段がちょっとわかりません・・
家計簿付け忘れたよ。
多分50とか、そんくらいだった気がします。
ビールもなかったし、安く上がったなぁ。
(イスラムの国だから、基本、お酒はナイ。)
メインが一番美味しくない、という悲しいディナーの後、薬局によって虫よけを買いました。
途上国の薬局は商品を取ってもらって買う事が多いなぁ。
女性が働いてる!
インドとの大きな違いですね!!
虫よけを何と言ったらいいものか困ったのでジェスチャー。
なんとか通じたらしく、「おふ?」と聞き返された。
エジプトではそう言うのかな~?と思い、「うんうん!」と頷くと、OFF!と大きく書かれたスプレー缶が出てきた。
後のアメリカでもコレ見たなぁ。
商品名そのもので総称にしてしまうことって、結構あるんでしょうねぇ。
奈良県出身のよしたけは、絆創膏の事を『リバテープ』と言います。
奈良県ではこの商品が主流なんだそうです。
ついついシャワートイレはウォシュレットって言っちゃうもんなぁ・・。
あ、話がそれましたが、なんとか無事に虫よけを入手。
蚊は怖いからねぇ・・・。
アブ・シンベルツアーを翌日で申し込んでいたので、この日は早めに就寝。
お迎えはナントAM3:30!!!
むしろ眠らずに行く方が手っ取り早い気がしつつも、日中の気温を考慮して早寝早起き。
ホテルのご厚意で2:45のモーニングコールと、朝ごはんパックを用意してもらえることに。
ツアーの様子はマタ次回ー。
〈近況〉
いやぁ、ご無沙汰してしまったのにはモチロン訳がありまして・・・。
えぇ、引っ越しでバタバタしてたもんで・・・。えぇ。
しかも、マダ完璧には落ち着いていないもんで・・・。
はぁ。。
だってさぁ、お家引き払っていくから、ほとんどのモノを処分したんだよ~。
「帰ってきたら、新しいの買うもーーーん♪」なんつって。
辛うじて残していたのはパソコン、ふとん、本棚、デスク、衣類、お気に入りの食器・・・。
家電は炊飯器とトースターくらいしか残さなかったの。
まぁ、家具・家電はすぐに閃いて購入するからいいんだけど、普通の暮らしをするにはほんーーーーとに色んなものがいるんだねぇ。
調味料も、さしすせそはもちろん、オイスターソースとか、ごま油とか・・・。
洗面周り、洗濯周り、いろーーーんなモノを買っては『あっ、これがない!』の繰り返し。
今日気付いたのは、薬味卸す卸し金がなかった・・・・。
お玉とか、フライ返しはすぐに気付いたんだけどなぁ・・・・。
道のりは遠いです。
日本での普通の暮らしって、モノがたくさんいるんだなぁ。
日本出る前、断捨離とか流行ってたけど、日本人の価値観で断捨離しても、他の国から見たらそれでもモノいっぱい持ってる事になるだろうよ。。
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