ルクソールガイド付き観光ツアー!Luxor tour with private guide

ルクソール

アッサラーム アレイコム!(こんにちは!)

はい、久しぶりの現地語挨拶で始まりました、ルクソールの観光ツアーを語る回です。

 

ちなみに、この挨拶、先に挨拶する時の言葉です。

先に「アッサラーム アレイコム」と話しかけられたら、返事は「ワアレイコムッサラーム」となります。

難しっ!

とても二つのこんにちはを覚えられる自信がなかったので、どこに行こうとも、誰に会おうとも、率先して挨拶してました!

こういう姿勢って大事だよね!

 

 

さて、このツアーはですね、ホテルで申し込んだ運転手・プライベートガイド付きの豪華ツアーです!

王家の谷、王妃の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿の三か所をめぐり、半日で250Eポンド。3250円程です。

We went to Valley of the Kings,Valley of the Queens and Deir el Bahri.

the price of half day tour is EL250(not include the entrance fee!)

 

この三つはどれもルクソールのナイル川西岸にあります。

古代エジプト人が西を死者の国としていたんですね。

人々が生活するのは川の東側。

お墓は死者が眠る場所だから西側。

 

マズ向かったのは王家の谷(Valley of the Kings)。

 

王墓群の中の3つのお墓に入れて、入場料は一人80Eポンド。1040円。

entrance fee:EL80

ただ、この入場料ではかの有名なツタンカーメンのお墓には入れない。

ツタンカーメンは一個で100Eポンド。1300円?!

 

・・・・そこまで興味ねー。

 

だって、黄金マスクとか、内部のものはそっくりカイロに運ばれて博物館に収まってるんですよ?!

(今、ちょうど大阪に来てるみたいですけどね!)

しかも、ツタンカーメンのお墓自体は他のファラオのお墓に比べて質素で見劣りするから盗掘を免れたってー話!

 

80Eポンドで3つのお墓に入ってきましたー。

が、写真撮影禁止!NO PHOTO!

 

えー、内部は急斜面の通路を下って行き、いくつかの部屋に分かれていて、壁面や天井に色鮮やかに壁画が描かれておりました。

内部まではガイドは同行してくれなかったので、テキトーに見学して終了!

 

ただ、入る前に写真を使って説明してくれてました。

これが、その写真。

うん、買わされたー。

 

なんでもかんでも追加料金ってのは好きじゃないなー。

値段は家計簿付け忘れの為不明。

 

 

 

次に向かったのはハトシェプスト女王葬祭殿(Deir el Bahri)

駐車場からはお土産物通りを通ってチケット売り場に向かいます。

今回はガイドが引率してくれてるから、声もそれほどかからなかった。

赤い帽子がガイド。そして、後ろがさちこ♪

ガイドがさちこのストールをアラビアンなカンジに巻きつけてくれたよ!

the man wearing a red cap is our guide.

He made Arabian headgear by my stole for me☆

 

 

こちらはチケット。一人30Eポンドです。

entrance fee:EL30

 

チケット売り場からはタフタフという乗り物に乗って、葬祭殿まで移動。

一人2Eポンド。まったく!チケットに含めとけよ。

あ、王家の谷でもこれ、乗ります。そっちは一人4Eポンド。はぁ。。

 

 

じゃーーん、ハトシェプスト女王葬祭殿ー!(Deir el Bahri)

ハトシェプスト女王というのは、エジプト初の女王なんだそうです。

古代エジプトの歴史の中で女王様は3人(だったっけな?)しかいなくて、後の二人は有名なクレオパトラと、あと、誰か!

こんなあやふやな、うろ覚え情報をのっけてもいいものだろうか?まぁ、いいか。

 

 

が、ハトシェプストはファラオ(王様)として君臨していたそうで、言い伝えによると付け髭(あごから伸びてる棒状のやつだ!)をして、男装していたんだそうな。

ハトシェプストの顔をしたファラオ像。オシリス神像だったけ?まぁ、いいか。付け髭してるでしょー。

そして、さちこ。

手に持ってるうちわはカンボジアで日本人青年に貰ったモノ。

ほんとにありがとう!

まぶしい時には日よけに、暑い時にはうちわに、そして、虫が部屋にいる時には頼れる武器に・・・!

この弾力と、耐久性にはホント驚かされます。

しかも、祭りで無料配布してるもんね!日本万歳!!

 

どーでもいい話ですが、日本に帰って来てから、街中で配るポケットティッシュを拒めません!

むしろありがとう!

でも、日本に帰ってきたら、ティッシュを自分で持ち歩く必要性が皆無!!

いい加減断る方向に戻ります!!

 

 

 

壁画について説明してくれてるガイドさん。とさちこ。

ハトシェプストは、外国との貿易を大事にしていたようです。

船に乗ってスパイス(だったけ?)を運ぶ姿とかが描かれています。

貿易という単語がわからず、夫婦そろって首を傾げたら、ガイドさんは易しい英単語を使って説明し直してくれたよ!

このおじさんは優しいおじさんだった!!

 

おじさんおじさん言ってるけど、多分、年はあんま変わらないんだろーなー。

 

 

色つきの壁画がキレイに残ってます。

 

天井には星の絵が描かれています。これも保存状態が良い!

 

 

葬祭殿の階段上った所へは、なぜか二人で送りだされる。

それは多分、この場所の専属ガイド(ただの監視員だと思うけど・・・)がいるからだ!

彼は私達にさりげなーく近づき、「あそこは~~があるよ。」「あそこをバックに写真を撮ってあげるよ!」

バクシーシに5Eポンド渡しときましたー。

65円くらい。

 

小さいコシャリなら4Eポンドとかで食べられるから、これはまぁまぁ良い額だと思うんですけどね。

でも、さらにボールペンを要求されたけどね!

フィリピンで買った、もしくは様々な国の高級ホテルの部屋からパチった物しか持ってないので、その要求は飲めなかったけどね!

ていうか、そんなに色んな所でボールペンを要求されても、こっちは行商じゃないんだから、持ってないよ!!

 

 

余談ですが、日本人旅行者の中には、『行商か??』というほどボールペンや飴玉を持って行く人がいるらしい。

値段交渉が有利に運べたり、バクシーシの代わりになるそうです。

まぁ、でも、親善大使の役割が一番大きいのかな?

日本人て他人に良く思われたい人種ですもんね^^

そういう所、好きです。

たとえ上辺だけであっても、みんながいい人の方が社会は平和だと思うんですよねー。

 

大陸の人達には理解しがたいし、出来ないだろうけど。

だから時折、外国人には日本人の行動が面白く見えるんでしょうね!

 

 

 

 

さて、最後は王妃の谷ー(Valley of the Queens)。

入場料一人35Eポンド。entrance fee:EL35

観光客、少ねーーーー。

王家の谷と、なんて違いだっ!

 

あの、日陰に座ってる人たち、お客ではなく、スタッフですからね!

お墓ごとに監視員がいて、お客がイタズラしないかとか見張ってるんでしょーが、お客来なさ過ぎて外に出てスタッフどーしで談笑ですよ。

私達が近づくと、しぶしぶ仕事に戻る。

 

 

 

が、この人達の仕事は監視だけではない!

私達が入るとダンボールの切れはし渡してきたり、後から付いてきてガイドし始めたり。

ダンボールはうちわにしろってさ。

 

そして、あろうことか、王家の谷同様、撮影禁止のこの場所で

「今だっ!ここの壁画を撮影しろっ!!」

と、撮影を強要。

 

 

私達がフツーに「いや、いらないッス。」(ホントに心からいらない。)と断ってもお構いなし。

 

「いいからっ!今なら見張りはいない!!」(真剣)

 

 

 

見張りはオマエと違うんかーーーーい!

 

 

 

 

そして、しぶしぶ撮影したのがこちら。

 

ね?いらないでしょ?

保存状態が明らかに悪いんですよー。

王家の谷なら撮影したかったけどなーーーー。

 

 

で、もちろん、お墓を出る時にバクシーシを要求。

もーーーー、めんどくさーーーーーい!

なんか、テキトーにEL5とか、小銭与えときましたー。

 

王家の谷なら、欧米人含めたくさん観光客が来るから、たまーにガイドして小銭稼ぐんでしょうが、ここはホントにお客が少なそうだし、こうでもしなきゃ稼ぎが相当悪いんだろうなー。

でも、一人、小銭で不服そうにして、「コレがばれたら縛り首だよ~。」と額を上げようとした人には笑顔も出さずにスルーしてきましたけどね。

 

さちこの伝家の宝刀、『ごみくずでも見るかのような冷たい目』をご披露してきましたけどねー。

そのセリフ、前にも聞いたわー。

もう、ばれてしまえばいいと思うわー。

 

 

帰り際、私達のガイドは、どのおっさんからかわからんが、お金らしき紙をそっと受け取っていた。

たぶん、どのお墓見ても大差ないから、自分の知ってるおっさんが墓守してる所を見せて、バクシーシを貰わせて、キックバックを受けているのではないかと推測します。

そんなことがじゅーぶんアリエル国、エジプト。

 

 

 

 

ツアーは3か所と聞いていたのですが、もう一か所帰りに立ち寄ってくれました。

それが、こちら。メムノンの巨像。(Colossi of Memnon)

せっかくガイドのおじさんが写真を撮ってくれてるのに、モノ売りのおじさん、お土産を売り付けたくてウズウズ。

赤い矢印でマークしてるのがお土産ですね。

一瞬欲しくなったけど、お家のインテリアがエライ事になりそーだったので、ヤメました。

 

メムノンの巨像はただそこにあるものだから、入場料とかはいりません。

ホントはこの巨像の後ろにアメンホテプ3世の葬祭殿があったらしいんだけど、後のファラオ達に石材として再利用されたらしく、跡かたもありません。

あぁ、無情。

 

 

 

で、まぁ、13時前にはホテルに帰りつき、お昼ごはんを食べる。

エジプトで良く売られているコッペパン(?)のサンドイッチ。

ホテルの屋上にて。

ここのお会計は55Eポンドでした。720円ほど。

正直高いです。が、めんどくさいので、連日ホテルで食事。

 

 

そして、晩ごはんは例によってホテルの一階のレストラン。

 

スープはなみなみ注がれているし、少しでも量を減らそうと前菜にサラダを頼んでもこんもり盛られてるし、いったいどーすればいいのか。

左の写真はツナサラダですよ。

 

ツナ缶2個分くらいありそう・・・。

ツナの配分がおかしい!!

 

そしてメイン。

 

ごはん少なくしてくれって頼んだはずが、フツーに盛られてた。

おっかしいなぁ。

 

デザートはプリンとチョコレートムース。

 

チョコレートムースの質量は大変軽くて、おなかにいたわりがあったけど、いかんせん甘すぎて、2口で終了させてしまった。

おなかペコペコでも無理な甘さだったよー。

プリンは上出来でした。

このレストランのデザートは、プリンが正解。

 

 

レストランの外観はこんなかんじ。

このホテル、朝食もここでとります。

小学生くらいの女の子が朝食のお手伝いをしていて、大変かわいらしかったです。

チップあげたかったけど、親の目が光ってるだろうし、この子の手には残らんと思ってあげなかった。

 

でも、今から思えばそれでもあげておけばよかった。

女の子にあげたいと思うのはコチラのエゴであって、親に渡ろうがなんだろうがその子の頑張りに対して、対価を与えてあげるのが礼儀ではなかったのだろうかと。

もしかしたらホントにただのアルバイトで、誰もその子からチップを取り上げたりしないのかもしれないし。

小さい事ですが、心残りです。

 

 

この日はこんな感じで終了。

あ、ちなみにドライバーへは20、ガイドには50、バクシーシを授けておきました。

あげすぎ?

今から思えばハトシェプスト葬祭殿くらいしかガイドしてくんなかったわけだし、写真いっぱい撮ってくれたけど、元々250Eポンドが相当取りすぎだから、それでちょーどヨカッタのかも・・・!

失敗したなぁ。

 

 

 

次回は、この翌日、自分たちでルクソールの東側を観光した模様を書いていきます。

ルクソールは見るべきものがたくさんあって面白いです。

では、またー。

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